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サーバの適性 &aname(g476b9b0,super,full)\{};

最近、エントリ数が150前後から、投稿できないという現象が発生している方がおられます。

調査してみますと、99%、ロリポップです。

ロリポップがMT3.2の負荷に応えられないという事実は、
Web上の多くのサイトで語られるようになってきました。

なぜ投稿できなくなるのか &aname(l79af8c1,super,full)\{};

MTでの再構築には膨大な計算コストがかかります。(CPUの計算量×計算時間×使用メモリ)
これらは、再構築する記事が多くなるほど高くなる傾向にあります。

しかし共用サーバでは、たった一つのCGIによる高負荷で、他の会員のページへのアクセスを止める分けにはいかないので、CGIの実行にリミットを設けなくてはなりません。

その結果、負荷が共用範囲を超えたアクセスは異常終了させられ、CGIがエラーを出力するのです。

サーバ選びの重要性 &aname(hd7ffe5a,super,full)\{};

レンタルサーバ業者によっては「いちおうMTをインストール可能で動作はする」ことをもって「MT対応」ということが多いようですが、どの程度の負荷までを許容するように設定されているかはまちまちのようです。

当然、同じレンタルサーバであるなら、上位プランの方が許容される負荷は大きいです。

解決策の一環として &aname(c9f528e9,super,full)\{};

一般的な高負荷時におけるエラーの回避策としては

高負荷の要因となる要素をテンプレートから外す
「最近のエントリー」などが高負荷の原因になると言われています。(難易度中)
SQLサーバを使う
ただし、ロリポップは MySQL にするとかえって遅くなったという記事を多数見かけました。(難易度中)
動的生成にテンプレートを切り替える
出力するファイルを静的である .html から 動的である .php に移行し、再構築時の負荷を減らす(難易度高)
ある程度の高負荷に耐えられるサーバに移転する
サーバを引っ越す。(かなり有効な対策です)(さくらのプレミアム、エックスサーバなど)

があげられます。

どの方法も有効(組み合わせると効果大)ですが、中には難度が高く、薦めにくい対策法も含まれています。

現在、当社では「低負荷で駆動するテンプレート」を「誰にでも簡単に導入できる」仕組みを急遽開発中です。